南アルプス・峡南地区は、大小の滝や美しい渓谷を有し、山・緑・水の四季折々の大自然が常に訪れる人を感動させています。日蓮上人の身延山開山によって法華経の信仰と深い関わりを持つ歴史や文化が息づき、渓流や湯湯治の里として豊かな自然や良好な環境が訪れる人の心の「潤い」や「安らぎ」を呼び覚ますにちがいありません。 南アルプス周遊自動車道が整備され、中部横断自動車道とつながれば観光の幅がぐんと広がります。
日蓮宗総本山として門下の厚い信仰を集め、広く日蓮上人を仰ぐ人々の心の聖地として日々参詣が絶えることがありません。広い境内には、大本堂や祖師堂などが立ち並び、春には樹齢400年のしだれ桜が咲き誇ります。
標高2052mで、富士川町の最高地点。7haにも及ぶアヤメの群生は「アヤメの冠」とも呼ばれる見事さ。他にも珍しい高山植物がたくさん見られます。
源氏山を源流とする大柳川沿いに数々の美しい滝を配し、新緑の春、清涼の夏、紅葉の秋、そして銀白の冬と、四季折々に大自然の息吹を感じさせてくれるすばらしい渓谷です。
アジアの名峰「富士山」、「八ヶ岳」そして北岳を連ねるアルピニスト憧れの「南アルプス連峰」が望める絶景の中で、四季折々に豊富なフルーツが味わえます。
源氏山を源流とする大柳川沿いに数々の美しい滝を配し、新緑の春、清涼の夏、紅葉の秋、そして銀白の冬と、四季折々に大自然の息吹を感じさせてくれるすばらしい渓谷です。
下部温泉は古くから湯治場として名高く、その優れた効能で日本の名湯百選の一つに選ばれています。井伏鱒二や高浜虚子、若山牧水ら多くの文人にも愛され、そのひなびた風情が訪れた人々を癒します。
奈良時代、女帝孝謙天皇がここに8年住んだという伝説があり、孝謙天皇はこの温泉の源泉で病を癒したと言われています。浴槽はヒノキ造りで洗い場は町特産の白鳳石が敷き詰められています。
富士山を東に、たわわに実る黄金の玉、秋の陽を一杯に香りをそよ風に送る風情は、訪れる人を魅了しています。最近では、JAが主体になって、ゆず狩り体験、ゆずのオーナー制度も行なっています。
肉食を禁じられていた僧侶たちの貴重なたんぱく源として食され、精進料理の一つでもある。「みのぶゆば」は、日蓮聖人の体を気づかい、弟子たちが師の栄養源のために供したのが始まりといわれています。
南アルプス市は、主にさくらんぼ生産地の中でも特に収穫時期の早い産地です。ひと足お先に初夏の味覚「さくさんぼ」をお楽しみください。
雨畑真石(雨畑石)の原石は、程よい黒の輝きを放つ、自然が造形した逸品です。粒子が細かく下墨発墨、水持ちが良く硯に最も適した石質で、世界一と言われている中国古たん渓硯に優るとも劣らない良質の硯です。
徳栄山妙法寺(富士川町)
日蓮上人の直創寺院。見事な山門と初夏境内一面に咲くあじさいで知られています。